効率化で出来た余裕をどこに振り分けるか
お客様とお店、お店と従業員のWIN-WINな関係を良い効率化で作ろうというのが前回の記事
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では、その効率化で出来た余裕で何をするのか。
大体が集客、商品開発、さらなる効率化の三つであるが、効率化のときに しっかりデータ収集や統計などで自分のお店がどうなっているのか?という 数字で見るところは出しておいたほうがいい。 「ヒマだ、売れない」と愚痴をこぼしている時間があるなら、データをとって統計をだしているほうが、ずっと後の役に立つのである。 数字を出してみて「もう30個弁当が売れたらなぁ」というなら、その工夫が出来る。具体的な数字を掲げた工夫ができる。毎日働いてお店と家の往復で日々が過ぎているなら、外へ出てみることで気づかされること、発見、得ることが多いのも事実で「来てもらうこと」以外の道を自分で作る機会にも恵まれるかもしれないのだ。
「でもさぁ、あくまで”かも”でしょ?無駄な努力はしたくないんだよね」 そういう人には効率化はオススメしない。従業員をコキ使って愚痴と嫌味に まみれていればいいと思うし、ご縁や機会を無視していればいいと思う。
どの世界に、目先のやった分だけ、しっかり返ってくる努力や工夫というものがあるのだろうか。そんなインチキダイエット方法のようなものはない。
「もがけ~!もがけ、もがけ、もがけ、もがけ~!!!!」
ガチ星
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シンドイ時にもがくハングリーさを失っている人や自信なくしてモチベーション上げたい人にもオススメ。
一緒にもがきましょう!!熱いよ!
効率化が少しずつでも出来て仕事や時間に余裕が出来たら外へ出ましょう。 外からお店を見てみましょう。看板見やすい?メニューは?入口入りやすい?女性は入りやすい?テイクアウトのメニューは見やすい?分かりやすい? 仕事が任せられる従業員がいるなら、周辺の状況を見つつ、工夫をこらしたメニューを店主がポスティングしてもいい。不動産屋のポスティングじゃないんだから、その家の人が庭にでも出ているなら声かけて渡したほうがいい。 どこにお客様がいるかなんて分からないし、小さなことがきっかけでお客様になってくれる可能性もお店の外に行かないとない。特にテイクアウトは近隣の会社やお店の注文をとるチャンスにつながることもある。
新メニューは季節の変わり目などでは少しは目をひく役を果たしてくれる。 近隣のお店のメニューとかぶっても人気のあるものと、そうでないもの、ひと工夫で微差をつけたほうがいいものと色々ある。こういう近隣他店の商品や価格を調べるのも大事なことで、慌ただしいと手につかない仕事でもあるので余裕が出来たら従業員と共にMAPを作ってやってみると面白い。また、ありものだけを出すのではなく、例えばマッサージ店や美容室、ジムなどが近くにあった場合、日替わり弁当やサラダ弁当、低糖質弁当などを提案したり、特別なトッピングを設定したりすればいい。
さらなる効率化には、さらに従業員の忌憚のない意見が必要で、これはもう従業員と作り上げるもの。でも、その意見交換の中にも気づきが必ずあるはずで工夫の仕方があるはず。
効率化が上手くいくと、店主や責任者にも余裕ができる。
店主や責任者に余裕があれば、お客様だけでなく従業員に対してもケアができるし、お店を良くしようという工夫と知恵が出てくるし、疲労が軽減されるので気力と行動力が違ってくるはず。従業員の無駄な負荷を軽減し、お客様に何かしらを付加することが出来るよう工夫をしてお客様にも従業員にも楽しみ、喜びという結果がもたらされて、それが数字、お店の活気となって返ってくれば、これまた違う余裕が生まれる。 その余裕がまた違う工夫に・・・と。 三回に分けて書いてきたけれど、この記事が小さくても結果を出して前進していくことのヒントになってくれればと思う。
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