運気を上げる食事?!
週に4日、気が向けば5日ほど粗食にするようにしている。
特に夏には体調の波が大きいので気をつけている。
体調が不安定な時には、気運もまたゆらぐものだから、整えるためにもなるだけ粗食で腹七分目から六分目。
観相家の水野南北は、
『人の運は食にあり』といい、生涯粗食で過ごしたそうだ。
水野南北はこう言っている、
『少食な人は、人相が吉でなくても運勢は吉。とくに晩年が吉』
とはいっても、年齢や職業で必要なカロリーも違いがあるように、誰にでも少食にせよってわけではない。
『肉体労働者は、世のため人のために菩薩の働きをしているのだから、その働きの強度にしたがって食べるべきだ』とも言っている。
南北による食の開運法は色々と書かれているが、
多くの企業によるフードロスなどはもってのほかであろう。
とにかく沢山作って数を売れ!
売れなかったら捨てろ!
というやり方は、改めなければならない。
利益のために食べ物を粗末にするというのは、つきつめれば
自分の命の支えを軽く扱い、利にならなければ粗雑に扱っているということになるからだ。
何かを誰かを粗末に扱うことで優位に立てる競争というのは、消耗戦になる。
家庭や個人の場合は、何が食での開運に繋がるのかというと、ちょいと我慢したものを人に施すということらしい。
コンビニでもう一つお菓子をビールを肉まんを買うのを我慢して、小銭を貯めてフードバンクに何か寄付してもいい。
私は、食の分かち合いが多くの人に幸福をもたらすと信じている。
その幸福の支えに力を貸した人が陰徳を積みあげるというのは、分かる話しである。
倹約は吉、施しは吉、ケチは凶ということも言われている。
コロナ禍で多くのお店が厳しい状況にあるが、
倹約、コストカットという名目でやたらにケチなことをするのは凶と出るので気をつけておきたい。