友情は空腹のときに試される
B級グルメの定義は、味はA級、価格は庶民的にB級というところからきているのだろうが、どこまでが庶民的な価格なのかはかなり微妙である。その地域に根付いた安くて美味しい軽食というポジションから、町おこしの名目で新しく作られたものや話題作りのためにB級グルメのカテゴリーに入る品を高級食材を使って庶民的でない価格で販売する場合もある。
B級グルメと相反するのは、究極や至高のメニューでしょうな。
懐かしいですなぁ。色々と影響もあり批判もありの作品でしたね。
好みの問題でしょうが「こんなもの食べる(飲む)なんて、情けない」とか「地に落ちたものだ」みたいな表現が私は好きではないので途中でギブアップでした。
楽しい気分でB級グルメを!
大人も十分楽しめる、イチオシです
奇跡と友情と空腹の物語なので、しっかりフードもドリンクも用意してから 鑑賞することをオススメします。
しんのすけと友達たちがウキウキして出かけていった春日部B級グルメカーニバルを至高の食材、究極のシェフ、完璧なマナー標榜するA級グルメ機構が乗っ取るために様々な攻撃と策略を仕掛けてきて・・・・というお話しのはじまり。
私は幼稚園の時までは友人同士だと徒歩圏内での移動で、駄菓子屋、コロッケなどを売るデリ、回転焼き、たい焼き、たこ焼き、わらび餅などの屋台や時々やってくるポン菓子屋さんなどを楽しんだけれど、小学生になってからはバスで繁華街まで移動してデパートの屋上などに友人とも出かけるようになったと思う。
デパートの屋上で食べる、焼きそば、たこ焼き、ソフトクリームにセルフサービスの綿菓子。たしか1回50円で、割りばし入れから自分で割りばしをとり、機械が動き出すと綿の糸みたいなものがふわふわと出てきて、これをいかに上手く巻き付けてフワっとボリューミーに作るかを友人と競ったりもして楽しかった。
美味しいと楽しいがセットの記憶は、お肌の曲がり角と過ぎようと、人生の半分を過ぎようと時々思い出ボックスから飛び出してきて、体脂肪も中性脂肪も糖質もコレステロールもましてやγーgtpも気にすることなく小銭を出し合って買い、分け合って食べて、飲み笑った瞬間を思いださせてくれる。
この作品の中でもいい感じに友情と食と笑いが絡み合っている。
しんちゃんたちが密かに運ぶ究極のバカうまソース、敵の一人に
「お前らが背負っているパンパンの袋には、なにがつまってる?」と、問われると・・・ここはとても見どころだし、しんちゃんナイスな返答!!!
大人も子供も楽しめるグルメ映画です。