呑兵衛タイムにピッタリの作品たち
夕方、すれ違った男性二人が缶ビールとチューハイ片手に歩きながら飲んでいた。日に焼けているのか酔っているのか、とにかく夕陽をあびたように二人とも赤かった。呑兵衛ウォーキングレッドである。
こう暑くなってくるとキンキンに冷えたビールに枝豆!!!飲んで、へべれけやってくる月曜日の憂鬱を忘れたいときもあるのだろう、コンビニの広い駐車場で宴会を開いている人もいた。
酒は憂いの玉箒。
へべれけ呑兵衛の映画というと、何を思い出すだろうか。甥っ子と気分よく飲んで、お店のお姉さんを付け馬にしてくる寅さんあたりか・・・
そうそう、寅さんはお酒を飲むだけじゃなく、すすめ上手でもあります
私の思う呑兵衛映画はこちら
飲みまくりですな。
原作はこちら。ウィスキーを飲みながらじんわり読むもよし。
グダグダでダメダメな時にはこれを読むと、なんだか励まされるという変な効果があるような。なんとかなります、大丈夫と思えるくらいブコウスキーの分身のような主人公がヨレヨレなのです。でも、カッコイイ。
人間、ほろ酔い状態だと物事を明るくとらえたり、自分らしさを出せたり、ユーモアいっぱいになったりと、ちょっぴり解放感が出るのも確かで、それを利用してなんとか人生を前向きにっていう、よく考えたら危ない実験みたいな映画がこちら。日本では去年公開でしたね。
アナザーラウンド
マッツ・ミケルセンは元ダンサーだけあって、素晴らしいダンスをみせる。
けれど、酔いどれ教師なのである
しらふで演じているとは思えない泥酔の演技もすごいですよ。
こちらは、小粋なバーでダイキリでも飲みたくなること間違いなしのドキュメンタリー映画。飲める状況で観ることをオススメします。
渋いオジサマ、伝説のバーマン、チャールズ・シューマン。
出てくるカクテルもバーマンもいいけれど、超個性的なオーナーもかっこいいです。
そして、呑兵衛の日本代表といってもいいなぎら健壱さん。
昼飲みは、ちょっと背徳感があるので、バチ当たりという謙虚さというか、言い訳があるのがいいですね。
健全な呑兵衛で過ごしていきましょう!!