良い習慣の定着を目指す
知人がダイエットで食事制限をしているのだが、
「少しも痩せない」という。何かアドバイスが欲しいというので、
精神的な支えになる話しとして、
「超人的な人は、ものすごく少食、もしくは何も食べなくても、ある一定の体重からは痩せないというでしょう。つまり、アナタの
場合は、何を減らしても痩せないわけだからある意味それも超人的なことなんじゃないかな?そう思うと、なんだかポジティブな気持ちになるでしょ?」
といったのだけど・・・・知人は無言で去っていった。
人の話を無視するのよくないね。
私は体力維持のための運動や、体調を保つための食事のとり方はするけれど、ダイエットのための制限というのは経験があまりない。
冬に食べた結果が早春あたりにお腹周りで始めたら、やはり運動したり食事内容に気をつけることはあるが、大々的なダイエットを掲げての食事制限はない。
ただ、季節の変化ごとに微調整が必要な体質のようで、その度に実験的にやってきたことが2つある。
これは、数字に出やすいということもあり、周囲にもすすめている。
1:間食と甘味を食べない
これはダイエットでも王道なんだろうけれど、私の場合は蕁麻疹的なものが出そうになったりすると間食甘味をなるだけ食べないようにする。習慣になると精神的な苦痛はないのだが、数日すると頭痛がしてくるので、困ることがあった。
菓子パンや糖質の多いドリンクを習慣的に摂っている人には効果が出やすいが、問題はその習慣に慣れた脳をどうするかである。
2:お酒をやめる
これは健康面でも効果が大きい。
一時的にやめるだけなのだが、これすらも躊躇してしまう人がいるのは事実で、それは無理だと言い切る人が意外と多い。
帰宅して、食事とセットでお酒を飲み、気分よくなってつい飲みたり、食べすぎたりしてそのまま眠ってしまうということをやめるだけでも結果は出てくるし、仕事の憂さ晴らしに飲んでいるお酒の量を減らすだけでも違うのだが・・・結果が出やすい方法なのに提案すると反応はあまりよくない。
私は、喜酒喜食を信条としていて、憂さを晴らすという目的で
お酒を飲まないようにしている。
大体、「憂いを忘れるという」一時的な記憶喪失を繰り返すための道具にお酒は向かないと思っている。翌日になれば、酔いはさめてしまうし、むかつく上司は上司のままで、我が身は二日酔い・・・つまり、状況が好転しているということは稀だからだ。
しかし、一時的な禁酒は血圧、体重ともに良い変化があるのは確かだから、食欲の秋でもあり酒肴にことかかない季節ではあるけれど、いつものお酒を半分にすることからスタートしてもいいのではないだろうか。
何かをやめることばかりじゃ辛いので、新たに取り入れることも
もちろん、それは運動
爽やかな秋晴れの日に体を動かして汗をかくのはいい気分ですし、
なにより、運動の習慣は爽やかな季節の初旬につけておくのが続けやすくて毎日の習慣に定着しやすいのでオススメです。
食事の制限も、少し減らす、半分にするという軽いステップから
スタートすればよく、意気込んでやろうとすることはありません。
すぐに結果がでないことで諦めてしまいがちになり、あげくにイライラしてしまうようでは、結局なにも自分のためにならない苦痛な経験を作り出してしまうだけなので、
やめることも、取り入れることも軽くスタートして、短期的に継続することを目指すこと
やめる、または取り入れる習慣の難易度を低くするほうが、ダイエットを自分との戦いとせず、いい習慣の定着を目指すものとして受け入れやすく、期間も3カ月くらのほうが気持ちが続いていきます。
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