買い物だけで、ぐったりの食いしん坊
今日あたりから、もう連日30℃をこえてくるという予報で、湿気はあるけれど、梅雨をすっとばして真夏日和な日々が続くのかな。夏が長く感じますね。
夏は汗をかく。しっとり汗ばむというのならいいけれど、私の場合、サラサラした汗がツーっとおちる。急いでハンカチでおさえないと、オデコから目に入って痛いのです。
人生の折り返しはとうに過ぎちゃったけれど、カラーやらなんやら頻繁にしていた30代のつけか、40代になって髪の毛が細くなったなぁと感じてからは、シャンプーをひかえめにして、湯シャンで丁寧に洗髪するようにした。 すると、数年もしないで、髪の太さがもどった。しかし、それ以来、夏は髪がとにかく暑くて、去年はツーブロック気味にしてちょうどよかったくらい。
「ひとつの毛穴から3本くらい生えてますから、栄養がいいんでしょうね~」 大根の栄養がいいと、大根の葉っぱもよく育つわな~というような鏡越しの 美容師さんのスマイル・・・ぶっとばすよ!!
まぁ、そういうわけで、さすがに食いしん坊な私でも、夏の暑さにすこしは食欲減退がおきることもあり、この時期からはメニューを少し変更していて、 夕食はアペロ的なもので終わらせることも。
アペロはラテン語の=aperire=開けるという意味からきているようで、食事を食べる胃を開ける準備をするってことのようだけれど、まぁ、食前に何かつまみながら一杯やるということです。
とにかく簡単、つまめるもので。
もうね、冷やしトマトなんてものも切ったりしない。
冷たいプチトマトとお塩にクミンを少し加えて。
冷たいプチトマトは、できればしっかり熟したものを使うほうがいい。
これに、枝豆やらチーズもならべて一杯飲むわけだけれど、飲まない人にもオススなのは、つまんでいるうちにお腹が満たされてくる。とくにチーズにはそういう効果がある(たくさん食べてはいけませんが)。
インゲンをゆでたものを軽くガーリックオイルでソテーしたものや、ゆであがったインゲンをクリームチーズと塩コショウで軽く和えたもの、キノコ類をソテーしてもいいし、オクラや長芋なども茹でたり、切ったりしてちょっとした調味料と一緒にだしておくだけでアペロのおつまみに。
ここで、箸などならべていただきまーすな雰囲気になると夕飯になってしまうから、つまようじか、各々フォーク一本で用がたりるくらいがちょうどいい。お酒を飲んでいると〆に何か炭水化物を食べたい気持ちになるけれど、これも冷凍の焼きおにぎりをチンするか、出ているおつまみを8枚切りのパンにはさんで食べるくらいでちょうどいい。
暑さに慣れていないときには、疲れやすく、火を使うのも後片付けも面倒になる。いや、慣れたって、暑いときは料理をするのが「よっこらしょ」になりがちなのだから、一汁三菜的な組み立てより、シンプルな前菜を並べて、必要ならメインをひとつ。
買い物ひとつで汗だくになるような季節の到来。疲れがちな時は、作る手間、片づける手間を楽しむ時間にまわしたほうがずっといい食事になるのではないかなぁと思うのです。
色々と洒落たこったものもありますが
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