売れるテイクアウト商品を!
コロナの影響で、小さな商店街の喫茶店から高級専門店まで、さまざまなテイクアウトをやっているが、多くのお店がランチタイム用にお弁当を売り出している。
しかしこれだけ多くのお店がお弁当を売り出すと、中身も似たり寄ったりになってくるようで、お客さんが一巡すると、売れ行きは落ち着いてくる。どちらかといえば、ステイホームの楽しみとして単価の高い専門店のテイクアウトを休日に頼む人が増えてきているようだ。
お昼すぎに近所の人々の憩いの場であった喫茶店では、お弁当がなかなか売れていかず、オフィス街の片隅にある焼き鳥のお店が売りだした弁当は飛ぶように売れる。
平日の昼のお弁当販売は立地に有利不利があることは確かで、住宅街に住む人々の憩いの場的な存在のお店では、お弁当戦略が上手くいかないことが多い。では、テイクアウトならどうかと、お店のメニューをどれでもテイクアウトできるようにしてみてもこれも難しい。喫茶店のオムライスやハンバーグセットを住宅街でお昼時にテイクアウトする人がどれだけいるだろうか。
しかし、住宅街の近くであるということは、生活の場に店舗が近いということである。
こういう立地のテイクアウトメニューを考えるなら、お昼ではなく夕方。
例えば、ハンバーグだけ、チキンソテーだけ、エビフライだけなどの単品、もしくは手のかかった付け合わせがあるならそれも一緒でいいだろうが、食事の中の一品として、総菜屋に近い感覚で使ってもらえるようなものを考えたい。
御飯や麺類のナポリタンやチキンライスは、大盛りやメガ盛りを設定して男性の単身者にもファミリーにもアピールすることを忘れずに。
ただし、作り置きになると許可の種目の問題が出るので気をつけなければいけない。
そして、お手軽な価格で、お昼に子供用のお弁当を販売すると
意外と需要があるかもしれない。
休日の単品の盛り合わせセットなども。
もちろん、しっかり宣伝もして、予約にも対応しましょう。