体温を上げる習慣と食で自己防衛
クリニックに検査に行くとまず検温。
「表面温度36℃です」といわれてから受付をした。
表面温度が36℃だと体温は何度くらいなのだろうか?と考えていたら、予約時間に走って入ってきた人は、表面温度が高かったようで、再度やり直し。
感染が拡大している中、多くの人が体温には敏感になっているようですが、そりゃそうだよね、風邪っぽいのかコロナに感染しているのか分かりにくいってんだから、ちょっとした微熱にも過敏な反応を本人も周囲もしてしまいそう。
とはいえ、日頃の体温が低いと、いわゆる未病の状態が続いて風邪にかかりやすくなります。いつもなら、少しの風邪くらいと気にしないところですが、コロナ禍の中ではちょいと不安にもなります。
体温が低いと、栄養を吸収する腸の働きが低下して善玉菌の働きもイマイチになって腸内環境が悪化します。体温の低い人が元気を出す目的で焼肉を食べたりしても、腸内の環境が整っていないうちは消化不良になりやすく、目的通りの効果が得られているように思えるのは、一緒に飲んだアルコールで気分が高揚しているからってことが多いものです。
腸には体内の免疫細胞の約70%が存在しているといわれ、血液にのって全身に運ばれて様々な外敵とから私たちを守ってくれています。しかし、腸の働きが良好でない場合、免疫力の低下につながりやすいので、とにかく、風邪すらひきたくないこのご時世、腸の環境を整えるためにも、低体温にならないようにしましょう。
果物や生野菜のとりすぎや砂糖、水分のとりすぎもよくありません。水分は冷たいジュースやカフェインたっぷりのものを避けて 常温か白湯にきりかえてみるといいでしょう。白湯はオススメです。
運動をして、筋肉をつけることも体温を上げるために役立つので、運動不足が続いているなら、意識的に運動を日常に取り入れたほうがいいでしょう。筋肉は第二の肝臓ともいわれています。筋肉量を落とさないようにしましょう。
体のミネラルバランスを崩さないようなるべく自然塩を使用したり、休肝日を多めにして肝臓を労わることも大事です。
オススメはお味噌汁。
こちらの鍋も美味しいけれど
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根菜、白菜などを使った具沢山のお味噌汁は冷えの方にも、最近ちょっと体温が低いかなって気になる方にもオススメです。ニンニク2~3片そのままとすり生姜を少々入れてもいいですね。
忙しい朝や、少食で済ませたい夕食などには、お味噌汁にオートミールを入れたものがオススメ。お腹ホカホカ、鉄分も食物繊維もしっかりとれます。
冷えにつながるような食を減らして、体温を上げる食と習慣を毎日に取り入れていくことで、免疫細胞が多く存在する腸内の環境をよくしていけます。風邪すらひきたくない現状で、免疫細胞の居場所を整えてあげることは、自己防衛のひとつといえるでしょう。
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