日本のビールの歴史は熱い男たちの物語
急に暑くなって数日湿気がまとわりついてベタついたかと思うと、また少し冷え込んだりする日が続く。
昨日冷奴、今日は湯豆腐という調子で食卓にのるものも季節をいったりきたりである。体調もなんだかダルいような、シャキっとしない感じもするけれど、この後に爽やかな緑風の日々、冷えたビールが美味しい日々が待っていると思えば、とりあえず筋トレくらいはしようかなという気になる。
とりあえずビールでも、絶対ビールでもビール好きな方にはこちら
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そして、ビール好きの人たちがビールを飲みながら麦酒歴史を学べる映画が こちら
映画「日本の麦酒歴史(ビールヒストリー)」
本編です。
日本のビールの誕生、それは、熱い思いをもった男たちの物語でもあったわけですね。
中川清兵衛 - Wikipedia
私が十代の後半を過ごしたところには「若き薩摩の群像」というなかなか大きなモニュメントがあります。
薩摩藩遣英使節団 - Wikipedia
薩摩藩が英国と戦って負けた2年後、薩摩藩からの命令で彼らは渡英するわけですが、まぁ、後期とはいえ江戸時代だけに、国禁ですね。藩ごと国の掟を破ることができるというあたり、幕府の力のなさがうかがえるけれど、なによりも、薩摩藩の勢いというか危機感が強かったのでしょうね。
五代友厚とかは有名でしょうが、私的には、長沢 鼎や、ちょっぴり切なくなるけれど、この映画にも出てくる村橋久成のほうが好きです。
長澤鼎 - Wikipedia
村橋久成 - Wikipedia
歴史とは人間だと司馬遼太郎が言ったように、ビールにも、それにかかわった、土台をつくりあげた人々がいるわけで、そのことを思い出して飲んだとき美味しいのはもちろんですが、ありがたいなぁという感謝の思いも味わえます。
この夏、ビールの味わいをより深くするものは、ビールのために熱く戦った男たちの物語かもしれません。