今週のお題「やる気が出ない」
やる気という言葉は、実際によく使わますね~。
しかし、やる気というものは、幻想であろうし、科学的にも存在しないものでしょう。やる気が出たら何でもできるとか、やる気が出たら仕事がすぐ片付くとかそれは幻想であり、勘違いということでしょう。
やる気というものは、行動に支配されているといわれます。幻想であるやる気を出すには、軽やかに行動し、集中することで後からついてくると。
まぁ、そうなんでしょうが、実際、すんなり、すっと行動に入っていくためには、ある程度のドーパミンは必要なんじゃないかなと。ただ、やる気がイマイチの時に元気を出そうとして、糖質の高い食事やジュースを飲むのはドーパミンの分泌を低下させ、やる気を逆に激減させる原因にもなるわけで、こういう自分の足をひっぱる食べ物との付き合い方を変えて、軽やかに行動できる習慣を身につけたほうが、幻想のやる気に頼るよりも効果は高いでしょう。
とりあえず、お酒等も含めた糖質の摂りすぎに注意。とくに、お仕事のときのランチに大量の糖質をとるのは、やる気の出ないかったるい午後になる可能性が高いので要注意。夕食のお酒と〆の御飯や麺類にはさらに注意。ある芸人さんが10キロ以上の減量をしたけれど、中性脂肪の数値は痩せる前の3倍になっていたということがあったそうで、原因はお酒であろうと。
〆の御飯や麺類を食べなかったとしても、お酒だけで中性脂肪はガツンと増えてくるのですから要注意です。飲まずにいられるか~!!という日もありますが、お酒を飲むことでストレスの原因は解消されません。やる気以前に体を大事にするためにも、休肝日は必要です。
ストレスも、もちろんやる気を減退させます。ストレスにはビタミンCですが、やたら果物を食べるのは、果糖をとりすぎるので要注意です。
この季節ならゴーヤがオススメです。チャンプルーもいいですが、果物と一緒にミキサーにかけてのゴーヤフルーツジュースが手早くてオススメです。苦味が平気な人は、薄くスライスしてゴーヤサラダで。
やる気は幻想だ。行動することが大事だと。でもちょっぴりドーパミンの力は必要だよねってこと。で、そのドーパミンを作るのにも必要なアミノ酸などありまして、手軽なのはピーナツやアーモンド、チーズに大豆製品。晩酌のお供にもなるラインナップですね。
糖質をちょいと減らして、お酒も休肝日を作り、ちょっぴりやる気がなくても行動しようかなという気持ちを後押ししてくれるドーパミンを大事にして、ストレスに備える食生活を送ったほうが、なぜ、やる気がでないのか悩むよりもずっと自分自身に優しいことは明白です。
ただ、そのことが習慣になるまでには、面倒だなと思うかもしれません。この「面倒だな」を、行動するためには、3日ほどのメニューを先に作り、材料を買ってみることです。がっつり糖質を制限したり、まったく飲まないという強い気持ちだけでは習慣にもならないので、まずは、3日。今週3日、来週3日という感じでもいいので、ちょいちょいやってみることをオススメします。
もちろん、やる気はあるのに体がついてこないとか、疲れてもないのに怠いとか、寝ても寝ても疲れがとれないというのは、やる気がでないよりももっと深刻なことが隠れている場合も多いので、病院に行ったほうが