別れ話は食べもの食べながらしちゃダメ、特にお好み焼き屋では
つい立ひとつ向こうの席に鉄板をはさんで座るカップルの様子がおかしい。 入ってきたとき明るかったカップルだが、女性の激しく詰問する声が次第に大きくなっていた。食べ物屋で別れ話を切り出すなんて、なんと無粋で情のないやつだろうか・・・・それにしても、コテやら鉄板やら危険物ありありの場所はね、やめたほうがいいよね。
キャベツ、粉、出汁、あと色々・・・・。
アバウトに言えばこういうレシピになる。玉子がなきゃなくていい。
でも、なんだかこう、作るとなると真剣に楽しくなる料理です
お好み焼き
真剣に楽しくであって、やたらこだわりがある人とは楽しくない。お店で食べるのだってそうだけど、ビブグルマンに掲載されているお好み焼きのお店でキャベツの蘊蓄やら鉄板の厚さについて長々と語る人とは食べたくない。
「あれ、ソースの味が少し違うな・・・」とか麻薬捜査官みたいな顔で呟かれると、コテで横っ面を張り飛ばしたくなりますな。
ホント美味しくて良心的なお値段でお腹いっぱい笑顔になれるお店のひとつ
r.gnavi.co.jp
年季の入った職人技も嬉しいけれど、時には型崩れしても自分で焼くことが楽しいのもお好み焼きやたこ焼き。
お財布にも優しく、キャベツ、もやしと食物繊維もとれて、お腹もふくらむ とてもいいメニューで下ごしらえも大していらないからラクチン。お子さんも好きだし、焼き方を覚えてくれば自分で作って食べるようになります。
「材料あります、ハンバーグ頼む」だとちょっと面倒だけど
「材料あります、お好み焼き頼む」だったら切って混ぜて焼くだけ。
だからお父さんのはじめての料理にも向いてます。下手に料理の基本とかやるくらいなら、お好み焼きをマスターしたほうがいいかと。
戦後、米軍の配給で多かった小麦粉をつかった、生き延びるための食べ物から様々に変化してきたお好み焼きは、時が過ぎて、材料を吟味しているこだわりの高級店も出てくるようになりました。ただ、私は子供たちだけでも鉄板を囲めるような素朴なお店が残っていてほしいなと思います。