チキンに命を張ってます。零細企業をなめんなよ!
この映画は、チキンとビールをたっぷり用意して観るべきである。出来るなら、揚げたてアツアツのやつをパクつきながら。
かなり昭和風味のバカバカしさがなかなか面白い!こういうコメディ要素のある刑事ものって久しぶりに観ました。
懸命に働くも、どうしてそーなるの???というタイミングの悪さもあり、 ポンコツなヘマをやらかしてばかりで実績が上がらずに解散の危機を迎えている。麻薬捜査班のチーム。大きな国際犯罪組織を監視するために敵のアジトの向かいにあるチキン店を買い取り張り込むのだけれど、売り出したチキンが美味しくて大当たり!!お店が大繁盛してしまう。しかし、これまたタイミング悪く、組織のアジトは引っ越ししてしまい、チャンスを逃がして、しかもチキン店も陰謀により犯罪組織に利用されることに・・・・・。
基本は刑事ものだから、調理とか食べるシーンはごく少なめ。けれども、これほどにチキンが食べたくなる映画は「おくりびと」以来かな。
犯罪組織のボスとの最後の戦いにチキン店の社長になった班長は叫ぶ
「お前は零細企業をちっともわかってない!
俺たちは商売に命をかけてんだよ!!!」
何度も打ちのめされても、這い上がってきた班長はちょいと情けないがカッコイイやつである。
チキンとビール、人によっては焼肉も食べたくなるかもしれない、コメディー映画。空腹で観るにはちょいと長いのでお気をつけて。