最高のグリルスペースのある家
「恋のトルティーヤ・スープ」
料理下手な大学生が想いを寄せる人の好物がトルティーヤ・スープと知って
究極のトルティーヤ・スープ作りに大奮闘。トルティーヤ・スープの世界大会出場をかけて恋のトルティーヤバトルに発展!!
と、いうような内容がイメージできる題名がついていますが、そうではなく、レストランのオーナーでありシェフである父親と娘三姉妹の物語。
「恋人たちの食卓」のメキシコ版リメイクであり、冒頭から父親が料理を作る場面を観てすぐそう気づく方も多いかなと。
自宅のキッチンが完全に厨房仕様であるのは映画だからだが、外にあるレンガで作られたグリルスペースは久々に「いいなぁ」と思った。
アウトドアクッキングが好きな人でお庭にスペースがあり、DIY得意な方なら作りたくなるのではないかと思う(サボテンも忘れずに植えてね)。
炭火に直接パプリカ、トマト、ハラペーニョ、丸ズッキーニなどを置いていく様子は私には萌えポイントで、これだけでニヤニヤしてしまう。
アウトドアクッキングで活躍するバーベキューグリルって、多くの商品が腰の高さより低いのだけど、キャンプ場のバーベキューコーナーみたいな固定されたグリルスペースも高さが低くて、腰を落とさないといけないのが面倒。この映画に出てくるレンガ作りのグリルスペースはその高さがまた丁度いいように見える。使いやすそうでとてもいい。
「恋人たちの食卓」は台湾料理で味の深み、こちらはメキシコ料理で爽やかさという料理のイメージがそのまま映画のベースにもなっているようにも感じるけれど、料理の歴史としてはメキシコ料理も長い歴史があり奥深いもので、これから暑い夏をテキーラ片手に迎え撃つ前にメキシコ料理に興味が湧いてくる映画であることは確か。
タコス片手にハッピーエンドを楽しめます!