偶然の出会いは暑い日のコーラから
ジャズといえば・・・私は全くの無知であり、誰でも知っているような曲（テイク・ファイブとかマイ・フェイバリット・シングスとか、イン・ザ・ムードとか、それこそ今の朝ドラでちょいちょい流れるやつとか）しかわからない。
けれど、ジャズはいい。特に考え事をするわけでもなく、コーヒーをちょいちょい飲みながら音楽に集中できる。しかし、いい音を聴くのは家ではなかなか難しい。
そう思ったのは、ジャズ喫茶に行ったときであった。
１０年くらい前になるのか、暑くて、喉がかわいていて、コーラが飲みたい！とにかく座ってひといき入れたかった。いかにも喫茶店な感じという理由で入ったお店。それが、日本で最も古いジャズ喫茶「ちぐさ」であった。
汗をふきふきコーラを飲みつつ、よく知らないが流れている曲を聴いているとなるほど、音響機器にこだわる人がいる理由がわかったような気がした。 「ちぐさ」の雰囲気がそうさせたのだろうけれど(笑)。大きなスピーカーからながれてくる音がとにかく心地よかった。
とはいえ、それから数回しか行っていないので、いまだにジャズには詳しくはならないのだけれど。
なんであれ、心地いい音楽を楽しみながら、お茶やお酒を飲むというのはとても心地いいもので、音楽と音響にこだわりがあるお店があれば試しに行ってみるのもいいと思う。
私のように偶然に有名なお店に入ってしまう場合も稀にあるのだろうけれど、どんなお店で、どんな音楽が用意されているのかを知ってから行くほうが私のようにオロオロしないだろうと思うし、まずは知識があるジャンルのほうが楽しめるだろう。
最近はミュージックバーやミュージックカフェなど、いい曲を素晴らしいオーディオで聞かせるので、幅広い年齢層の人が楽しんでいるようだし、ＤＪブースがあるお店やアナログレコードを専門に聞かせるところもあって、音楽と飲食を楽しむというコンセプトを持ったお店が増えている。
都内だけじゃなく、大阪、京都、盛岡、名古屋、福岡などの音とお酒を楽しめるお店情報あり
洋楽系は苦手というかたには、もちろん歌謡曲を楽しみながら飲める
昭和歌謡バーがあります。懐かしの映像もたっぷり楽しめるお店もあります。
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好きだったアイドルの好きだった曲には、ノリノリになる人もあり、ほろ苦い思いを思い出しちゃう人もあり。
笑顔も、酒と涙とため息も、全部、愛しい美味しい人生の糧になっていきますなぁ。
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ＨＯＭＥ | Jazz Museum CHIGUSA
