意識してしっかり食べるサラダ
体質だったのだろうか、以前は、多くの野菜を食べると私はお腹をくだしていた。年齢を重ねていって野菜を多めに食べても大丈夫になったという変化は大きい。
煮物やおひたしのようなものは別として、私は大きめのお皿にどっさり盛った野菜が好きだ。ある日のお皿の上はこんな感じ。
レタス(さっと炒めてややくったりしたもの)多め
アスパラ(炒めてあるもの)4本
トマト(完熟大きめ)半分をスライスして
スナップエンドウ(茹で)5個
ひらたけ(さっと炒めたもの)半パック
オクラ(茹で)半分に切ったもの4本分
カボチャ(薄切りでグリル)好みの量
レッドオニオン薄切りで6分の1個
これにチーズ少々とゆで卵をつけて、塩、オリーブオイルやその他調味料を好みで使う。これにパンが1切れあれば十分な食事だし、
ジャガイモを添えてもいい。
ただし、これだけの量をのせるのだから、お皿は大きい。
重なって欲しくない食材がある場合、余裕をもってのせたいし、味付けをしたときに混ぜにくいような大きさではいけない。
外食で、中くらいの大きさの皿にむりやり詰め込んだような高さのあるサラダをさらに小さな皿に取り分けようとすることがある。
「これ、タパスですか?」レベルのサラダはチマチマ箸が忙しいだけで量がない。
しかも一口食べて「美味しい!」ってまともにドレッシングもかかってない部分のキャベツの千切りとパプリカの端っこしか食べてないのに反応しちゃう人には
「もっと気楽に生きていこうよ」と声をかけるべきなのか
「この太鼓持ちが!!」と罵るべきなのか・・・。
「何もつけないでも自然の味がします!」というような神の舌を持つリポーターでもないかぎり、それなりの量の野菜を美味しく食べるには、全体に程よく味がのっていなければならない。
なぜ、それなりの量をというのかといえば、我々はやはり食物繊維が不足しがちだから。
腸内環境が整うと、アレルギー症状が軽減されることもあるのだから、腸の健康は体調に大きくかかわっている。加工食品や添加物の多い食事をとったならば、意識して食物繊維を摂る食事をすることが大事で、とくに水溶性の食物繊維(キノコやオクラ、海藻など)は腸が喜ぶ食材であるから、これらを積極的に取り入れた内容にするといい。
お昼が外食やコンビニ食という人は、夕食は意識して大皿サラダにしたりすることをオススメする。
もちろん、生の野菜だけでなく温野菜も海藻もキノコもとりいれて。
食生活の習慣が腸内環境を作っていくので、まずは、食物繊維の多い食事に慣れること。もちろん、無理食べたり、量を食べたりしてお腹をこわしては意味がないので、体調の変化に気を付けながらで。
なにより味しく食べる工夫をすることが大事!
美味しければ習慣になりやすいから。
ときどきレシピをアップしてみましょうか。