増量の苦労も大変なんだけれど・・・
ハリウッドの俳優で30キロ前後の体重を増減させた中でも
、バットマンビギンズのクリスチャン・ベールの変化は凄かった。何しろ、30キロを減量した「マシニスト」(名前だけ聞くとラーメーン二郎でマシマシする人みたいな題名だけど違います)から 1年後のバットマンビギンズのために30キロ以上を増量するという無茶なことをやってます。名優ロバート・デ・ニーロが「レイジング・ブル」で見せた肉体の変化から、デニーロ・アプローチといわれているようですが、クリスチャン・ベールの場合はかなり振れ幅が激しいです
この鶏ガラのカリカリから
このムキムキになるわけです
やはり増量のときは、炭水化物と糖質などを中心に過食するようですが、減量の時はかなり意志が強くないと食事制限がきついようですね。俳優だから出来るんだというのは、あながち間違った見方でもなく、役がついてこその俳優ですから、意志の強さだけではなく、仕事としての体重の管理、調整には医師とトレーナーの力をかりて取り組んでいます。
極端な体型の変化がオスカーをもたらす俳優と違う我々一般人はどうなのか???太ったり痩せたりってスンナリは出来なさそうだよねと、じゃあ、フィットネストレーナーはどうなのか?スリムな体型で明るく筋トレ!ランニング!と爽やかに言い放つだけのものなのか、それとも、ダイエットが必要な人の相談にのるからには、トレーナー自身が太ったとしても、自らのトレーニングと食事制限で痩せられるのか?
私はこういう、実験的なドキュメンタリーが大好きなんだけれど、コーチしてくれるトレーナーが顧客と同じくらいの増量をして一度太ってから、一緒に痩せるというのは増量の苦労も減量の苦労も観られて、ある意味感心すらしてしまった。
Let's 太って痩せるダイエット
増量したトレーナーが顧客と一緒にゼーハーしているところをみると体力はあっても体が重いと大変なんだなってことがよくわかります。まだエピソードは2つだけで少ないけれど、ダイエットしてみようかなって思っている人は一度観てみると、モチベーションも上がっていいんじゃないかなと。最後に見事に変化した体型の顧客がホントに嬉しそうで、あったかい気持ちにもなります。