デリバリーのトラブルは・・・
「あっ、さぁーせん。はい、はい、さぁーせんでした、はい」
住宅街の中を歩いていたら、あるお宅の玄関先でのやりとりが聞こえてきた。
さぁーせんを連発して謝っているのは、デリバリーの男性。
色んな事情で遅れもするだろうし、ミスもあるだろうが、
さすがに
「さぁーせん」を連発するだけではシャイなのかな?と思われても謝意は伝わらないだろうと思う。
お店の商品を彼らに配達してもらうのだから、何かあったときの対応もしっかり教えておくべきだろう。
デリバリーをする場合まず気を付けたいのがメニュー写真。
写真と実物の落差が激しい場合、イメージを超えて誇大妄想をメニューにした罪はお店側にあるが、注文した側は、配達してくれた人にクレームを言うし、ほとんど解決できない(配達現場でも配達した本人にも解決できない問題)のだから、そこはデリバリーのメニューを作る時点でよくよく注意しなければならない。
オードブルの盛り合わせでもない限り
【この写真は3人前です】
と、量の説明書きが必要なメニュー写真はよろしくはないものだ。
ぞんざいな責任者は「なんかあったら、電話して」などと暇な店番でもさせるような気分でデリバリーを出すが、起こりうる問題とそれに対応する方針が決まっていないのだから、
判断が(電話するかしないかさえ)配達者任せになって、前出のような
「さぁーせん」連発が起きるのである。
また、最近は配達をするバイクの運転の荒っぽさも目に付くようになってきている。
自分のお店の名前を堂々と背負って走っているバイクの運転手が唾を吐いたり、横を走る車に睨みをきかせるなどしているようではイメージダウンか事故につながるマイナス効果しかうまれない。
道路は渋滞もあれば事故もあり、工事もあります。
なるべく早く届けることが出来るのがいいに決まってはいるが、お届け時間ばかりを気にしていては次回につながるお客様のリピートの機会を減らしてしまうことにもなるのだから問題点や改善点を配達者とすり合わせてリピートにつながるデリバリーを目指しましょう。