このタイミングが厳しいなぁ
緊急事態宣言が出る前まで、換気がいいということからか焼肉屋さんが人気であった。テイクアウトやデリバリーの需要が増えて、ファーストフード店と焼肉屋は去年の秋口にはかなりの回復傾向にあった。
しかし、緊急事態宣言が出された今回、焼肉屋さんは昼から営業していても、アルコールのラストオーダーが19時半となり、休日でも夕方早めにお客様が入店しないとアルコールの売り上げが期待できないという店舗は増えるだろう。
時短営業の要請対象も拡大してくるのではないかとも言われているが、協力金の上限を最大4万円から6万円に引き上げても厳しいお店はたくさんある。時短や休業要請に応じない店名を公開する政令の改正をする方向で調整されるようだが、背に腹はかえられぬと通常営業を選択するお店もあり、難しい局面だなぁと思う。
去年、廃業が多かったのは居酒屋だろう。大きな店舗、旬の魚介などを提供しているようなお店は、自粛要請で客数で稼ぐこともできず、少人数の客数を予測して仕入れをすることも難しかっただろう。それでも、耐え忍んだお店がGoTOの需要で予約が増えた、客足が客足が戻ってきた、年末年始の宴会の予約も増えたという状態になりつつあったのだが、今回最悪なタイミングでの宣言である。
宣言が解除されても、すぐに客足が以前のように戻るわけではなく、売り上げ8割減で営業する期間の方が長くなる可能性もあり、廃業するお店はこれからも増えていくだろう。
ファーストフード以外のお店のデリバリーやテイクアウトが無税とかにならないかなぁと思ったりもするこの頃です。