使ってくれるなら環境にいいものを
巾着袋状のものでも、口を閉じて持ち運びするものは有料で、紐を結んだものがリボンなどの飾り物であり、持ち運びの用途でなければ大丈夫と書いてあるけれど、その中間の微妙なものはどうするのか。ラッピング用にも持ち運び用にもなるようなものお店の判断次第ということだろうか。
来月から実施されるレジ袋有料化制度。
スーパーや小売だけでなく、モノを売ったら袋の用途によって有料化になる。こういうときには、さて、レジはどうする袋の値段はどうする、お客様への説明はどうするとなる。ましてコロナの影響でテイクアウトを実施しているお店が多いのだから、こんなときにまた面倒なと思っている方も多いはず。お弁当屋さんやデリといった基本がテイクアウトなお店にとっても悩ましい。
急に紙袋に変えるのも大変だし、お弁当がすっぽり入るエコバックはかなり幅が広くないとダメだし・・・。
レジ袋でも有料化対象外のものがあり、それがバイオマス素材配合率25%以上の袋と、海洋生分解性素材配合率100%の袋である。
両方とも第三者により認定又は認証されたことを示す記載があるか、記号の表示が必要。正規で売っているものには、もちろんマークがある。
レジ袋の料金をお客様からいただくのもなぁ、と思う方はこのような有料化対象外の袋を使うという選択も。
しかし、国が海洋汚染など環境のことを考えての取り組みというなら、バイオマス素材の袋を有料義務にしたほうがいいのではないかと思う。有料にしても使う人は使うのだから、使うなら環境にやさしいものでお願いしたい。
そのほうが、グッとプラスチックごみの削減になると思うのだが。