てっとり早さが大事
『体力のない会社は潰してしまえ』的な発言が、ある会合で議員の口からでたようだが、日本の企業の多くは中小規模であり、その中でも小規模の企業、とくにサービス業が多くの雇用を支えているのだから後のことを考えない無知、無策な発言である。
金融の緩和で目先景気の維持に力を傾けるその半分でも、新しい成長産業の開発とその人材育成に注ぎ込んでおけば、雇用の新たな受け皿にもなれただろうにそのような発想はないまま来てしまった。
昔、テレビでビートたけしが言っていた
『他の先進国の過去の首相を招いて日本の首相を交代でやってもらう』
忖度もなく、利権もなく効果的な人事や政策が出るだろうというわけだ。
もちろんそんな事は起きないが、それがいい発想だと思えるくらいに他国からすれば日本のコロナ対策はスピード感に欠けている。
近所のスーパーが飛沫感染防止のシートでレジまわりを囲っている。レジの人にもお客様にも感染防止になることであるが、レジスタッフの人は少し暑く感じると言っていた。
セルフレジでもない小さなスーパー。
乗り切ってほしいなぁ。
そのスーパーも他のスーパーも営業時間の短縮があり、惣菜や一部の生鮮食品が値引きになる時間が早くなってから私が行く時間にはお肉類が少なくなっている。
ポツンと小さなパックの鷄のササミが棚に残されており
『三割引きだよ、ヘルシーだよ。惣菜コーナーでコロッケを買って中年太りを加速させちゃいけないよ』
と囁いてくる。
オーケー、ササミちゃん。
確かに揚げ物は、中年太りを加速させるかも知れない、だからキミを買っていくよ・・・が、ひとつだけ言っておこう。
私は中年太りではない。
年中太っているんだよ!
まぁ、いい。
鍋だ、こういう時には鍋でご飯を炊く。
浸水しておいた米を2、3分ザルにあげて水をきり鍋に入れて米と同量程度の水で炊くだけだが、ここにササミの筋をとり、開いて一口大にカットしたもの、コンソメ顆粒少々、玉ねぎみじん切り、人参みじん切り、きのこなどの野菜もいれて一緒に炊く。
鍋の素材、大きさ、火力によって違いはでるけれど、中強火から沸騰→弱火にして小さくチリチリパチパチと鍋から音がしてきたら出来上がり。
5分ほど蒸らしてバター少々、カレーパウダー適量を入れてかき混ぜたらカレーピラフの出来上がり。
鍋炊きご飯は慣れてしまえばすごく早いのでオススメ。ベスト鍋炊きご飯を身につけたら、色々とアレンジしてスピードと手間の少ない料理政策を打ち出していきましょう!