夜に読むなら、あきらめてお酒とつまみの準備を
東京は明日から4回目の緊急事態宣言。オリンピックの開催期間中も宣言中。種類の提供停止要請と時短で、お家で飲みながらのオリンピック観戦となっていくのでしょうか。
レシピ本を見て様々な料理にチャレンジしたり、お家の庭でアウトドア料理を楽しんだりしていた人が、ちょいと楽しみ疲れというのでしょうか、作る楽しみへのモチベーションが保てないというようなことが話題に出ていました。
もの事には動だけでなく静の時間も大事で、実践だけでなく座学で気づきやモチベーションが上がるときがあるように、料理も次に作りたいものを探すのではなく食べたくなる何かしらの刺激やインスピレーションがあって、それが作るモチベーションにもなると思っています。映画や漫画、本をこのブログのカテゴリーの一つ鑑食道楽で紹介しているのもそういうお役に立てて欲しいなという思いがあるのです。
ビールを飲みながらオリンピックを観るという人が多いでしょう。 しかし、この本もビールを飲みながらに相応しい本です。
開高 健は大好きです。かっこいいオジサマです。世界を駆け巡った行動の人であり、かなりの健啖家。没後30年の一昨年から去年にかけて取り上げられることも多かったですね。
こちらもオススメ。
そして、こちらは私のイチオシ。お酒をゆっくり飲みながら、のんびり読みたいそして根菜を主に野菜が食べたくなる本。
「畑と相談する」って表現が好きです。この本は ものすごく読みやすく、そしてお腹が空くこと間違いなし。食に向き合う姿勢も学べる本です。
食べたくなる、飲みたくなる本というのは、ちょいとバテたりして食欲がわかないときもいい刺激になります。ちょっとだけでも食べたいなという気分が出てくる、そのきっかけにもなります。
もちろん、食いしん坊の方にもオススメですが、夜に読むのはNGです。 なぜって、そろそろ寝ようかと思っていたのに、24時間スーパーにバイクを走らせて30分後に焼きナスを作っている自分がいるからです。茶筅茄子を煮ている自分にあきれつつも、食べると美味しいから・・・という納得200%な理由で夜の料理と試食がクセになるから。ご用心めされ。