料理のハードルの高さ
「料理を作ろうとするだけで疲れる」「献立を考えるだけでため息」と言う知人がいます。
「やっぱり、タフジさんは料理しっかりするんでしょう?」そう聞いてくる方の多くに質問を返すと「疲れる」「面倒」「苦手」という答えが返ってきますし「料理をしない、作らないことはダメ」みたいな小さな罪悪感に似た感覚があるのか、やや申し訳なさそうに返答されます。
仕事から疲れて帰ってきて、ぐったりな状態で料理をテキパキと・・・そうしてるうちに会社のストレスも忘れて料理に没頭、いつの間にか気持ちも穏やかになっていたと・・・
そんなドラマみたいなことは多くの場合ないのであります!
この時期、帰ったらすぐにお風呂にはいって、さっぱりして冷房で一息いれるとかビールを飲んでテレビ見るとか、買ってきたアイスクリームを食べながら説教の長い上司のカツラをいつかバラしてやろうと心に誓ったりしたいもので、フライパンをふって暑い思いをしながら油なんか浴びたくないわけですよ。
朝だってそう、バタバタしながらバランスのとれた朝ご飯セットを作るのは面倒なものでしょう。
そこを力んで無理に料理しようとすると、気負担が大きくなるんです。
無理に料理を作ろうと力むよりも、作り置きや、シンプルメニュー、曜日定番のメニューを組み合わせて、負担とハードルを下げることのほうがずっと気楽なキッチンタイムが過ごせます。
作り置きは凝ったものよりも、何かにプラスして使える、何かと合わせると違う料理になる単品ものが意外と便利です。
あわただしい朝はお皿一枚で!
ちなみに、今日の私の朝ご飯は、リンゴ(小)1個とキャベツとチーズ。
リンゴは皮をむいて小さめの1口大にカットしてごく少量の岩塩をかけて食べました。リンゴの皮とキャベツは粗い千切りにして塩コショウ、オリーブオイルを少したらしてチーズを加えてサラダに。もう少し食べたい場合はパンもいいけれど、トルティーヤが便利。温めて巻いてよし、ちぎって食べてよし。
リンゴはサラダにもなり組み合わせではおつまみにもなり、とても便利です。ベーコンとさっと炒めても美味しいし、チーズ類とあわせてもいいですね。
◎リンゴ(小)四分の一をスライスして、カットしたベーコン2枚とさっと
炒めて食パンにのせてチーズをのせてトースターへ。チーズがとけてパンが好みの焼き加減になったら食べる!!
甘しょっぱい不思議な味と思うでしょうが、これ、美味しいんですよ。
曜日の定番メニューは、土曜のカレーとか、水曜日のお好み焼きとか、
決戦は金曜日とか、あっ、これは違った。
週一の定番や、カレンダーを見てスーパーの特売日と連動しての特定日定番もいいですね。
この定番に、作り置きのカレーやハンバーグ、餃子などを入れておくとものすごく楽になるので、副菜のことを考える余裕もできますし、その時間でさらに作り置きをストックすることできます。
できれば副菜は食物繊維がしっかりとれるものがいいですね。
冷凍保存した野菜を活用して、手間を省いて料理にとりかかる面倒さのハードルを下げることも忘れずに!
帰宅前から出る「何を作ろうかなぁ」のため息を軽減させて軽やかなキッチンタイムを!