戦国武将めしにプラスして楽しむ
「湯漬けを持てぇ~い」は戦国時代。
お茶漬けは江戸時代に入ってからだそうだが、戦国ものを見ていると食べたくなる。
チラリと時計をみると、まだ近所のスーパーの閉店に間に合う。
小走りで到着して、小走りに店内をまわり、面倒くさそうにレジをさばかれて再び小走りで帰る。
家で信長と斎藤道三が待っている!
心の中では、ほら貝が鳴り響いている
私は体質上カフェインに弱く、濃い目のお茶は目がギンギンに冴えて眠れなくなるので、夜食べるのは湯漬けにしておく。
さて、湯漬けのお供は、
沢庵 そう沢庵和尚の沢庵。湯漬けを食べるのも修行の内かどうかは分からないけれど、剣禅一如の心意気をもって沢庵を切るべし。
焼きみそ これは信長の献立。桶狭間に斥候に向かう慎重さでフライパンの端っこで味噌、生姜、少量の砂糖をゴマ油で焼くべし。塩分が多いので少量で。
いかわさび いかの刺身(半額)を醤油とワサビで和えたもの。あれば、うずらの卵の黄身をわびさびの心をもって乗せるべし。一献かたむけるときにも良い。
豚ヒレかつ(30%引き)二切れ。新宿すずやの真似ごとをして、キャベツも少し炒めてみる。素晴らしい兵法は真似るべし。
あとは湯を沸かし、ごはんにかけて食べるだけ。
だが、次々とお供を口に放り込み、豚ヒレかつといかわさびが同衾するようでは見苦しい。
陣立てを整えて、茶わんと箸をもつべし
湯漬けとお供の足並みをそろえ、くれぐれもお供が足りぬ、湯漬けが足りぬという
背水の陣を敷くことのないように!
ものども~かっ食らえ~!!!