息が長い商品も
去年の春先に流行からやや遅れてちょっと離れた駅にタピオカドリンクのお店ができていたが、今年の春にはもう別のお店になってしまった。
コロナウィルスが原因だろうが、それにしても早い。 しかし、このタピオカって言葉は、20年ちょっと前にもよく聞いたものだ。この時はタピオカミルクティーが大流行りした。台湾からのチェーン店が進出していた。
90年代は、ティラミスやらパンナコッタやらのイタリア系のスイーツも流行ったが、タピオカやナタデココのアジア系のスイーツも流行った。ティラミスの流行は情報誌から始まりレストラン、ファミレス、コンビニへ移っていったが、爆発度も期間もわりと短かった。けれど、見事にスイーツとして日本に定着している。
カロリーは高めだけれど、美味しいよね。
90年代のドリンクは、なんといってもカルピスウォーター。 カルピスってお中元でもらって、家で家族が不在のときに頭がくらくらするくらい濃い目のカルピスを作って飲んで「うまい!!」っていうのが私の子供時代の行事だったが、青春の階段を駆け上がって、20代になったら缶でカルピスを飲むことに。
それと「なっちゃん」
現在は、なっちゃんオレンジのほかにも、なっちゃんりんご、なっちゃんぶどう、季節限定のしゅわしゅわなっちゃんがある。私はしばらくの間、CMに出ていた田中麗奈さんの名前をなっちゃんだと思っていたし、ある映画の撮影場所で職場が使われた時には周囲も「なっちゃん顔が小さいわぁ」と誤解していた。実際とても小さかった。
それにしても、なっちゃんのCMには田中麗奈さん以降も色々な人が出ている。
この2つのドリンク、カルピスウォーターとなっちゃんは、発売当初からのCMを見比べても面白い。忘れてならないのは桃の天然水だが、こちらは私の好みではなかったが、かなり売れていたと思う。華原朋美さんのCMは印象的。
現在、家にティラミスはもちろんパンナコッタもナタデココもタピオカも、カルピスウォーターもなっちゃんも桃の天然水もないが、90年代にデビューしたもので、私の手近に置いてあるものが2つある。そのうちの1つは、「ウイダーinゼリー」
これは、数年前にインフルエンザにかかったとき以来、1個は家においておくようにしている。
朝起きて「風邪かな??」と思っていたものが、体から「何かがおかしい」という信号が出て、「いつもと違う」と感じたときに、 とりあえずビタミンCのドリンクを飲んで病院に行ったのだが、待合室で待っている間にどんどん熱が上がって呼ばれる頃にはフラフラ。別室に隔離されて、検査してインフルとわかったときには、もう、食欲なんてなくて歩いての移動もやっとな状態。
急激な発熱と高熱で、ヨレヨレ。
まず、緊急用の連絡を入れて、食料を買い込んだ。
そのときメインにしたのが「ウイダーinゼリー」その他は、フルーツ入りのゼリー、そのままでも食べられるカップ茶わん蒸し、プリンなど。
これは、ひどい風邪のときにも言えることだが、消化負担を軽くすることが早めの回復には欠かせない。高熱が出ているというような場合はとくに、食欲もわかないのでエネルギー摂取の方法は手軽なほうがいい。
と、話はそれてしまったが、ウイダーinゼリーは長年なかなかやるやつであり、現在では沢山の種類も出ている。
そして、もう1つ、これは、家にではなくバッグの中に。
キシリトールガム。
30年近く前の商品達だけれど、なかなかどうして息が長い。
明日、久々になっちゃんでも飲んでみようかな。