缶詰で思い出す映画といえば
そういえば・・・と気になって確認してみると、缶詰の消費期限がきれかかっているものがあった。
そう、このこの時期に大掃除をして不用品を片付けたりするでしょうが、災害用の缶詰や保存食も要チェック。新しいものを追加して、期限の近いものを美味しくアレンジして食べてしまいましょう。
私は缶詰といえばこの映画を思い出します。
原作はこちら
子供の頃、テレビでこの映画がやっていたのをたまたま観たのだが、船がひどく苦手な私は、主人公の船を襲う嵐のことや日々の食料のことが心配で観終わったときにはぐったりしていたくらいだ。
冒険というものには、多くの人が一種の憧れを抱くのか、ゲームで冒険に出たりする子供はたくさんいる。いや、大人もだろうか。けれども、実際の冒険は攻略が出来ない。そのほとんどを勇気と精神力が担っている気がする。
小さなヨットの中で孤独と不安に耐える主人公の楽しみは、食である。
この映画の中で主人公が持っていった缶詰276個。石油コンロで缶詰を温めて食べるシーンに出てくるのが、こけし印の牛肉大和煮の缶詰。この缶詰を作っていた会社は現在でも存在している。
他にも、主人公はヨットに水や米はもちろん、ハム、ソーセージ、ビール、ウィスキー、ぶどう酒、コーラ、インスタントコーヒー、焼海苔、多くの調味料などを搭載する。
映画の中に出てきたショートケーキもどきは私もやってみて、お腹をこわしたので、オススメはしない(笑)
主人公の真似をして、海苔を缶から直接パクパク食べて怒られたっけなぁ。
時代が時代だから、出てくる食料品のパッケージや他の物も、レトロな昭和を感じられる。カタカナでシャープとロゴがあるラジオやワインの小瓶やアサヒゴールドのビールが渋い!!
そして、石原裕次郎が若い!!
災害用ではなく、晩酌用に大和煮の缶詰を買ってみようかなと・・・ショーケンのコーンビーフも、捨てがたいなぁ。