心身に出る不調や無気力感…トリプトファン足りてる?
5月というのに爽やかさがあまりなく、ジメジメか蒸し暑いかの日々で、ほぼ梅雨みたいな日々。
「うっとうしい天気だわねー。こういう天気も関係あるのかしら、じつはウチの息子が入った会社でね・・・」
と、ある知人が話してくれたのは、新入社員の多くがあまり元気がなく、半数近くが不調で休みがちであるということだった。頭痛がする、お腹が痛い、体がだるいなどの症状がある場合もあり、病気のような病気でないような、という不調だそうだ。
五月病、六月病というのは、正式な病名ではないのだけれど、大学生や新入社員が連休明けや六月頃に心身の不調をうったえるという、昔からよく聞く名前である。仕事や学業への意欲を失って無気力になったり、ストレスから不眠、動悸、食欲不振、頭痛、めまいなど体に出る症状も個人によって違う。
さて、どうするか。
心身ともに元気なら、こちらが↓いいけれど、
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やる気どころか、ぐったりな状態だというなら、まずは睡眠。しっかり寝て、ちゃんと起きる。そして、栄養。なるべくジャンクなものを避けて、ちょいと手間でもバランスのいい、消化のいい食事をとる、ちゃんと噛んで食べるこれ大事です。
では、五月病、六月病といわれるような、心身ともに無気力感な状態にぴったりなメニューは、ものすごくカンタン。
肉野菜炒め!!!
豚肉、キャベツ、ニンジン、ピーマン、ニラ、もやし、ネギ、キノコ類。
ただ、御飯と一緒に食べたい気持ちをちょいとおさえて、厚揚げをいっしょに炒めるのもオススメ。野菜炒めと御飯はセットだけど、ついご飯食べすぎて糖質過多にならないようにするためにも厚揚げ推奨。お腹は満たされます。
できれば、レモンを仕上げに使って、さっぱり感とビタミンCをゲットしたいところ。
この季節なら、レタス、千切りキャベツ、もやし、トマト、キュウリ、アボカドなどジャンジャン野菜をつかった冷しゃぶサラダにレモン、そして、ゴーヤチャンプルーもいい。
セロトニンやドーパミンなどの分泌に必要なトリプトファンは肉類に多いけれど、鰹やまぐろにも含まれているので、たっぷり野菜と鰹のサラダや漬け丼なども手軽でとてもいい。
原因の分からない不調から自分をなんとか引き上げるためには、まずは必要な休養、睡眠、栄養をとること。
弱った自分を立ち上がらせるのは、少し手間がかかるもの。不調をこじらせないためにも、早い段階で体のためになる栄養をしっかりとることが、自分を大事にすることにもつながっていく。