心の風邪をひく前に自分にエネルギーを
心身ともにまいっているときや、病気、疲労困憊のときに無理に食べて元気をつけるようなことは、逆効果でしかないと何度かこのブログの中でも触れているけれど、ちょっと疲れたとか、ちょいと落ち込んでるって程度なら、それは食べることで、エネルギーがわいてくることもあるだろう。
失恋したとか、スマホ落としたとか、犬のうんこ踏んだとか、課長のカツラ飛ばしたとか、シークレットシューズがバレたとか、ハプニングバーで上司や身内に遭遇したとかは、そのあとに来るであろう物質的損失の補填や色々気を遣うであろう人間関係の展開などを沈んだ気持ちとエネルギーが足りなくなった空腹状態で妄想してしまうと、とても大変なことのように思えるだろうけれど あれこれ思いを巡らせる前に、
肉を食べたらその落ち込み度合も軽くなる。
いや、ガックリ落ち込んでるときに、肉なんて食う気がおきるかよ!! という方には、美味しそうなお肉を見ることをオススメする。
いい感じに焼きあがったお肉は、心を癒すわけではないが、
落ち込んでいることが少しバカバカしくなる・・・はず
炎と煙で美味しそうに焼きあがったお肉を見て湧き上がる美味しそうだなぁ、という気持ちと、恐怖や自己憐憫といった感情を同時に感じることはなかなか難しいものだし、ジワジワと食欲が刺激されてネガティブな感情が小さくなる。
「美味しそうなお肉を見て気分の落ち込みを緩和する」のにうってつけであるアメリカンバーベキュー最強決戦は、食材として牛肉、豚肉はもちろん、マトン、ヤギ、野うさぎやイグアナ、サーモンなども出てくるし、副菜料理としてマカロニチーズやバーガー、課題料理としてサンドウィッチなども作るのでお腹が空いてくること間違いなし。
各国の調理器具や材料を使ったりする課題もあり、焼き鳥グリルと土鍋、石焼プレートが日本からの設定になっている。最終決戦には自作の窯まで作って豚の丸焼きを調理し一晩中火の加減を見なくてはいけないという、かなりハードな料理バトルでとても見ごたえあり。BBQやる人には落ち込んでる時でなくてもオススメ。
そしてこちらもイチオシ!!
このシリーズは、BBQ好きには有名でだけれど、なによりカロリーとか、中性脂肪とか全然気にしてないオジサマ達の食べっぷりを見てると少しくらいの落ち込みは忘れてしまうので私は一時期よく見ていた。
人生は航海であり、波風や荒波があるのは承知であるけれど、どうしようもない大波に飲み込まれたり、自分ではコントロールできないことでキツイ思いをすることがあって、そういうときに弱り切ってしまうと立ちあがるのにもすごく時間がかかるし、打ち続く荒波に耐えられなくなってしまうから、美味しいものを食べて気分が落ち込むスピードを緩めて、悲観的な状態にどっぷり浸からないようにするということが、ちょっとした防御策にもなるよというお話。
ネガティブな時に自分を見限るのが最も早いのは自分自身。だから最速で、労わり、元気づけ、立ち上がるきっかけとなるエネルギーを自分で与える方法としてオススメなのが、美味しいものを食べるであり、オススメなのはお肉。
泣きながらお肉をかみしめて食べるなんて、ワンピースじゃないんだからって思うだろうけれど、ヘビーな状態から立ち上がるときはそういう泣き笑いみたいな状態になるもののようです。
心の痛みは咀嚼で忘れろ!!