レシピを無視、失敗しても笑顔なセレブ
セレブで、ど派手で、エンターテイメントな世界でも注目を集めるのがソーシャライトなわけだが、その代名詞として2000年代に注目されていた一人にパリス・ヒルトンがいます。
ヒルトンホテルの創始者の曾孫、社交界のエリートであるパリス・ヒルトンだけれど、なかなか問題行動も多く、ごく短期間だけれど刑務所にも入っていたお騒がせセレブとしても有名です。
まぁ、とにかくド派手なんだけれど、この人に料理をさせるっていうのが凄い。料理は好きらしいが・・・。
塩のフタをミキサーで回す。けれど、そこに気づくだけマシなのか!?
泡だて器の名前を知らないまま、泡だて器を使うのがセレブだ。この人の作る料理を食べる前には胃薬が必要になるような・・・(笑)
まだなんとなくキム・カーダシアンのほうがやれそうな気がする!彼女はトングを知っていたから!
洗い物くらいで自己肯定感あがるのはさすがセレブだなとも思う。料理する気が微塵も感じられないパリスの衣装(笑)。ドレスでスーパーで買い出しに出てドレスで料理する。
料理をしないデミ・ロヴァートにパリス・ヒルトンが料理を教えるというチャレンジ企画みたな展開(笑)
レシピはあるが、指示に従うのが嫌いなパリスは練習もせず、分量も感覚。
薬物中毒だったデミ・ロヴァートが小麦粉を出すときに「スカーフェイス」みたいにやるよと言うのに大爆笑することが出来るのは「スカーフェイス」を観た人だけ(笑)こういうユーモアは大好き。
他にもスイーティーやニッキー・グレイザー、レレ・ポンズも登場するし、パリスのお母さんや妹とも金ぴかな料理を作る。
ためにはならないが、笑える料理番組なのは確か。
コンプライアンスどうのこうので、日本ではこういう番組は作れないと思うし、日本社会のもつギスギス感というのか自己肯定感の低さ余裕のなさみたいなものが許さないだろうなぁと。
先日も最寄りの沿線で人身事故で運転見合わせ・・・ほんと多いなぁ。
なので、この番組は食材を大事にしてないとか生産者に対する感謝が足りないとかは置いておいて、
小さなことでクヨクヨしがちな人が
「ダメなんだけれど一向に自己肯定感が下がらないセレブ」を観てちょっぴり勇気がわく料理番組みたいな感じでとらえたらどうかなぁと。
彼女たち、楽しそうだもんね。
小悪魔だそうです