贅沢な牛肉もいいけど地鶏でも美味しいよ
12月にはいってくると、なんとなくすき焼きが食べたくなります。
11月でないのは、まだ少し暑さを感じるときもあってしつこく感じるときもあるから。
12月のそわそわ感と寒さがやってくると食べたくなる。
このすき焼き、俗に関東は煮る、関西は焼くと言われますね。
材料はあまり変わらないが、ザックリいうと、サッと焼いたお肉と野菜を割り下で煮る感じなのが関東で、まずはお肉を焼いて砂糖、しょうゆ、酒で味付けしてから野菜などを入れて水分が少なくなれば出汁やお酒を入れるのが関西という感じでしょうか。
これに山形県は米沢牛で有名な置賜風。これは最初に肉以外の材料を鍋に入れて、肉を野菜の上に広げて割り下を入れて蒸す感じで火を通していくスタイル。
みんなで囲んでグツグツと煮ながら食べるという王道の鍋ものスタイルを嫌ったのは北大路魯山人で、肉と野菜は別々に自分が食べる分の肉を焼いて食べ、その後に野菜を煮るという具合。偏屈な美食家らしい味わい方だけど、こんなストイックなすき焼きは食べたくないなぁ(笑)。
魯山人はすき焼きを大根おろしで食べたようだけれど、まぁこれは、まずまずのあっさり感です。味付けに砂糖をつかわないので、もとからあっさりなすき焼きが魯山人風ともいえます。
いつだって美味いものは食べたいさ
どのお肉がいいか迷ったときはこちら。贈り物にも人気らしい。
読んでいて食べたくなるのはこちら
夜更かしで肉を食べるのはもう猛者レベルの食いしん坊
スキヤキはかっこよくもなる
すき焼きはごちそう感があるちょいと贅沢な牛肉をという人も多いが、ちょいと贅沢ならブランド地鶏を使った鶏(かしわ)のすき焼きもオススメ。
作り方はすき焼きと同じだけれど、内臓も使えるのがいいところ。しっかり味わいのある地鶏で作る鶏すき焼きは絶対にオススメです。