レストランシーンが似合う渋いオジサマ
ハーゲンダッツのラムレーズン味を酷評した料理評論家は誰か?
レイチェル・サムスタッドである。
彼女は、プレイボーイのコラムニストと恋に落ち、結婚して波乱の結婚生活を送るのである。そう、こちらの映画で。
この映画はちょいちょい飲食するシーンがあるがどれも短く、料理がクローズアップされることはないけれど、予告編でもチラリと映るベッドの上での食事シーンは有名・・・だと思う。
ベッドに寝転んだまま映画を観ていたジャック・ニコルソン演じるマークにナプキンを渡して、大きな平鉢に盛られたスパゲティーカルボナーラを二人してフォークとスプーンで食べるシーン。これが夜だとあまりカルボナーラは引き立たないが、朝の4時だからいい味だすのである。
結婚した後、新居を改装しながらの生活だからか、パーティに行く前にマークがタキシード姿でチャイニーズの出前を食べる姿や、帰宅してから二人で大きなピザを食べて歌を歌うシーンなどがある。
さて、この映画はマークの友人のジュリー役で「グリース」のレディースのリーダー、リッゾを演じたストッカード・チャニングが出ていたり、かなり若いころのケビン・スペイシーがちょい役で出たりと楽しめるが、なにより、不良中年を演じたらピカイチのジャック・ニコルソンが出ている。
ジャックジャック・ニコルソンは私が選ぶレストランシーンが似合う俳優トップ10に入る。
こちらの映画のブレナンズでのランチのシーンはとても有名ですね。
超有名な映画ですが、こちらで助演男優賞を牡蠣を丸のみすることでとった ジャック・ニコルソン(笑)
潔癖症で毒舌で人間嫌いの小説家が笑顔でレストランに
こちらでは若い女性が好みのオジサマ。もちろん毒舌(笑)
とにかく、毒舌家だったり、偏屈だったり女好きだったりという役でレストランに出向かせたらピカイチなのはチャーミングで渋いジャック・ニコルソンである。
70代でもチャーミングだ!